魅力あふれる野鳥

2012年の出合い(ロ)

子育て中のイソヒヨドリ

イソヒヨドリ

5月の下旬に熱海に海釣りに出かけ、宿の付近でイソヒヨドリ(英名;Blue Rock Thrush)に出会いました。イソヒヨドリはツグミの仲間で、海岸の岩場や河川、ダムなどに住んでいます。大きさは23pくらい、オスは上の写真のように頭から背中の羽は青色、お腹はくすんだオレンジ色でとてもよく目立ちます。ちょうどこの時期は子育て中の様子で、宿の出入り口付近に営巣しているのか、頻繁に近くを飛び回っていました。

 

イソヒヨドリ
こちらはイソヒヨドリのメスです。オスと名全く違う全身焦げ茶色の羽を持っています。

 

イソヒヨドリ
メスが近くの木の枝に止まって一声、「ヒヨ チー」

 

イソヒヨドリ
オスが写真機を構える筆者に向かって威嚇のポーズ。ここに来ちゃダメ!と言われている感じでした。

 

イソヒヨドリ

メスにも威嚇されました。彼らは子育てに一生懸命なのですね。

 

イソヒヨドリ
鮮やかな青色のオス。

 


熱海のコサメビタキ

コサメビタキ

コサメビタキ(英名;Brawn Flycatcher)5月になると東南アジアから日本各地に渡ってきて繁殖する夏鳥です。スズメくらいの大きさで、枯れ枝などに止まりながら空中を飛ぶ虫を捕らえて食べます。目の周りには白いアイリングがありとてもかわいらしい小鳥です。

 

 

コサメビタキ

 

 

蛾を捕らえました。これから巣にいる雛に運ぶところです。

 

コサメビタキ
松の枝に止まって、飛び回る虫を狙っています。

 

コサメビタキ
なんだか掌の中に入れてしまいたいほど愛くるしい表情です。

 


アオサギの子育て

アオサギ

アオサギ(英名;Grey Heron)は体長90〜100p弱の日本最大のサギ。日本各地に住んでいる。松や広葉樹の樹頂部に営巣します。エサは魚類、カエル、小型の哺乳類、小鳥などで、子育て期間中はいつもは休息している昼間に、盛んにエサ取りをしてヒナに運びます。

 

アオサギ
アオサギの親鳥が杉の巨木の樹頂に巣材を運んで巣作りしています。

 

アオサギ
アオサギが巣作りしていた場所を2ケ月ほどのちに訪ねると、かなり大きくなったヒナに親鳥が盛んに給餌していました。写真は親鳥がエサを持って飛んでくる方向を今や遅しと待ちわびるヒナたちです。

 

アオサギ

ようやく親鳥がやってきました。

 

アオサギ
口移しでエサをもらいます。

 

 


熱帯色のアカショウビン

アカショウビン

最も会いたい鳥の一つがアカショウビンでしたが、山形県の山間部で全くの偶然というか幸運が重なって至近距離で出会うことができました。アカショウビン(英名;Ruddy Kingfisher)はカワセミ科の渡り鳥で初夏に東南アジアから日本の山地にやってきて繁殖します。体長は27pとカワセミより10pも大きく、全体が明るい赤茶色、大きな口ばしは透き通った赤色です。鳴き声は、キョロロルー、「(ルー」のところが音の調子がぐっと下がって聞こえる、いちど聞いたら忘れられない特徴的なものです。

 

アカショウビン

 

太い木立の中を歩いていると頭上の横枝に何かが止まりました。ちらりと見える体の色は赤色!直感的にアカショウビンだと感じましたが太い枝の陰でよく見えませんでした。

 

 

 

 

アカショウビン

 

 

 

 

手に汗してカメラを構えて待つこと十数秒、ちらと深紅の口ばしの一部と顔が見えました。

 

 

 

 

 

 

 

アカショウビン

 

 

 

思いが通じたのか場所を変えてくれてようやく全体が見えました。

 

アカショウビン
棚田がある田園風景の中、カエルなどをエサに子育てして、夏の終わりには南の国に帰っていきます。

 

 

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