雪の日のアカゲラの食事
このページでは2018年12月から2019年2月に筆者が埼玉県外に出かけて撮影した野鳥たちをご紹介しています。
上の写真は雪の降るある日山形県の公園のナンキンハゼの白い実を食べにやってきたアカゲラ (英名;Great Spotted Woodpecker、 体長24p ♂)です。
コハクチョウの家族
早朝、餌場に出かけようとコハクチョウ(英名;Tundra Swan、体長120p)の家族がクォー、クォーと鳴きかわしながら飛び立つ間合いを諮っています。撮影地;山形県
息を合わせて一斉に水面を蹴りながら飛び立つコハクチョウの家族。
塒の池の周りを一二度旋回してから餌場に向かう家族。
トビの集まるお堀端
枯れ枝に止って獲物を探すトビ(英名;Black Kite、体長 60p) 撮影地;山形県
なんとお堀にやってくるコハクチョウやカモのための撒き餌を横取りしていました。
荒波を避けて漁港に立ち寄ったシノリガモ
粉雪が吹き付ける漁港の中を覗いてみると日本海の荒波を避けてシノリガモ(英名;Harlequin Duck、体長43p)たちが休んでいます。撮影地;山形県
頭頂部に僅かに赤味があり目先や首周りにはっきりとした白斑の見えるオスのシノリガモ。
スズガモたちも港内に避難
強風に波立つ港内にはスズガモ(英名;Greater Scaup、体長 45p)たちも来ています。その先の方にはカルガモの群れも見えています。
近くまでやってきたカケス
森が深くなった探鳥ルートの一番奥で立ち止まって当たりの様子をうかがっていると、山の上の方からカケス(英名;Eurasian Jay、体長 33p)がやってきて目の前の枝にとまりました。撮影地;宮城県
しばらく枝の上からエサを探していましたが、カメラに気づいたのか慌てて飛び去って行きました。
固い蕾でおなかを満たすヤマガラ
まだ遠い春を待っている固い蕾を掻きとって飢えを満たすヤマガラ(英名;Varied Tit。体長 14p) 撮影地;宮城県
羽を膨らませながらエサを探すエナガ
寒い朝、公園の小木にまん丸に羽を膨らませたエナガが止まってエサを探しています。
コリンウズラに逢ってきました
コリンウズラ(英名;Bobwhite Quail、体長 20p)が見られると情報をいただき逢いに行ってきました。コリンウズラは中米〜メキシコ原産で、日本には狩猟目的で移入されたものが野生化したのだそうです。夕方近くになってようやく、U字溝に隠れながら採餌するコリンウズラを見つけました。撮影地;茨城県
見つけたのはコリンウズラのメスでした。少し前までは頭部に白い部分のあるオスと二羽そろっていたようですが外敵に食べられてしまったと聞きました。ここでコリンウズラを探している間に二度ほどイタチを見かけました。いかにものんびり屋さんのコリンウズラにとってここはとても危険な環境です。
晩秋の田んぼで採餌するタゲリ
農道を車で走っていると田んぼの中にいくつもの鳥影を見つけました。そっと近づいてみるとそれは20羽ほどのタゲリ(英名;Northern Lapwing、体長 32p)の群れが採餌していました。撮影地;茨城県
自慢の冠羽をなびかせながら採餌するタゲリ。
チュウヒが舞う村
広い田園地帯の上空をチュウヒ(英名;Eastern Marsh Harrier、体長 52p)が飛び始めました。
日が傾いてきても獲物はなかなか見つからないようです。
間近で飛んだチョウゲンボウ
芦原の上空にチョウゲンボウ(英名;Common Kestrel、体長 35p)が現れました。
カメラマンのことは気にもしないで、とても近くを飛んでくれました。
初めて出会ったオジロビタキ
オジロビタキ(英名;Taiga Flycatcher、体長 12p)が来ているという公園に昼頃駆けつけると、たくさんのカメラマンが集まっています。この日のオジロビタキはあまり姿を現さないようで、朝からきている方は引き上げる方も何人か出てきました。あきらめずに粘っているとやぶの中から小さなオジロビタキが顔を出しました。撮影地;神奈川県
のどのあたりにはだいだい色がありませんのでメスのオジロビタキです。
とってもかわいらしい表情でポーズをとってくれます。
12月下旬にもなるのに綺麗に紅葉したモミジを背景にうれしい一枚が撮影できました。
間近で撮影できたヤマシギ
1月中旬、ヤマシギ(英名;Eurasian Woodcock、体長 34p)を見られるという静岡県の公園を訪ねました。早朝から園内をあちこちと探し回りましたが見つかりません。あきらめかけた昼近くに数人のカメラマンが散策路に集まって写真機を構えています。急ぎ足で近づいてみると一羽のヤマシギが落ち葉の積もった地面にくちばしを差し込んで採餌していました。撮影地;静岡県
何枚か写した中でたった一枚だけ何を食べているのかがわかる写真がありました。ヤマシギが落ち葉の下の地面の中から大好物のミミズを引っ張り出したところです。
少しおなかが膨れてきたのか小休止したヤマシギ。すぐわきの地面には小さなウルシの子供が時季外れの紅葉でアクセントをつけてくれました。
こちらはヤマシギをやや見上げる位置から写しました。この日のベストショットです。
人を怖がらないトラツグミ
ヤマシギの住む公園の散策路傍の草地で採餌するトラツグミ(英名;Scaly Thrush、体長 30p)。
芝生を背景にポーズしてくれたシロハラ
ヤマシギに遭った公園ではシロハラ(英名;Pale Thrush、体長 25p)が最後のモデルになってくれました。
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