トラフズクの赤ちゃん
枝の込み入った場所に掛けられたトラフズク(英名;Long-eared Owl、体長35-37p)の巣から2羽のヒナがかわいい顔を出していました。
こちらはトラフズクの母親、巣のそばにいてヒナを守っています。(撮影地;埼玉県)
夏を告げるコアジサシ
今年もコアジサシ(英名;Little Tern、体長 22-28p)の群れが沼にやってきました。
黒頭巾をかぶったハジロクロハラアジサシ
黒い頭巾をかぶったいでたちのハジロクロハラアジサシ(英名;White-winged Black Tern、体長 23cm)を見つけました。
(撮影地;埼玉県)
海辺に暮らすハヤブサ
海岸の岩山の上に止っているハヤブサ(英名;Peregrine Falcon、体長♂42p、♀49p)。何か獲物を探しているようです。
(撮影地;山形県)
岩場に住むイソヒヨドリ(英名;Blue Rock Thrush、体長 25.5p)♂若鳥。
マガモ(英名;Malard、体長59p)♂エクリプス「非生殖羽」
メジロ(英名;Japanese White-eye、体長 12p)
ホウジロ(英名;Meadow Bunting、体長 16.5p)
撮影地;山形県
ヒバリ(英名;Eurasian Skylark、体長 17p)
ハグロトンボ(英名;Calopteryx atrata、体長 6p)
ヨシゴイの子育て
7月中旬、3羽のヨシゴイ(英名;Yellow Bittern、体長 36p)たちがが辺りを気にせず激しく飛び回っていました。これまでと様子が違う状況から、2羽のオスがメスを巡って争っているように思えました。
水面すれすれを追いかけっこするヨシゴイ。
8月下旬、蓮の林の一角の葦によじ登って親鳥を待っているヨシゴイのヒナを見つけました。
そこに親鳥が給餌にやってきます。ヒナは全部で4羽孵りましたが、エサが捕れないのか給餌回数が少ないのが気になります。
9月半ば、ヨシゴイのヒナが一羽、水が流れる浅瀬でエサ取りをしていました。(撮影地;埼玉県)
蓮池の止まり木でくつろぐゴイサギ(英名;Black-crowned Night Heron、体長57.5p)の幼鳥。ホシゴイとも呼ばれます。
羽を休めるコサギ(英名;Little Egret、体長 61p)
暑さにも負けないコヨシキリ
真夏の草原にコヨシキリ(英名;Black-browed Reed Warbler、体長 14p)を見つけました。
囀るコヨシキリ。オオヨシキリのと違ってとても上品なものに聞こえます。(撮影地;栃木県)
よく響くセッカのさえずり
チャッチャッ!チャッチャッ!とあたりに響くセッカ(英名;Zitting Cisiticola、体長 13p)のさえずり。いろいろな方角に顔を向けながら全身で歌います。
セッカはよく見るととてもかわいらしい鳥ですね。(撮影地;栃木県)
こちらはセッカの雄。かいごう線、口角、口内が黒色をしています。上の写真2枚は雌のセッカです。(撮影地;埼玉県)
コウノトリの営巣
渡良瀬遊水地の一角に栃木県が設営した営巣用の鉄塔にコウノトリ(英名;Oriental Stork、体長 112p)が東日本地域では初めてヒナを孵すことに成功し、マスコミでも取り上げられました。
6月半ば、ヒナの世話をする父親のひかる君(2016年生まれ)、とても子煩悩です。
こちらは巣の近くの草原で巣の補強をするための小枝を集める母親の歌、今年3歳の若奥さまです。
6月のとても日差しの強い日、巣の中のヒナたちは口を開けてとても暑そうです。
食事から戻った歌はヒナたちの様子を見るとすぐに巣を飛び出しました。
歌は近くの水場に降り立つと水を何度も飲み込んで巣に戻り、ヒナたちの体を冷やしてやりました。さすがお母さんはヒナを一番に行動しています。
7月下旬、ヒナたちの脚に識別用の足環が付けられたとのニュースを聞いて様子を見に行きました。そこには親と同じぐらいの大きさに成長したヒナたちが居ました。3羽の真ん中は父親のひかる君です。
1羽のヒナが巣の中で飛び跳ねながら羽ばたきの練習です。巣立つのももうすぐの様子です。
エサ場に向かうひかる君の雄姿。背中に所在確認用の発信機のアンテナが見えています。
ひかる君から餌をもらって食べるヒナドリたち。ひかる君はとても働き者ですね。
オイカワを狩るアオサギ
夏になるとコイ科の魚、オイカワは川の浅瀬で産卵します。このアオサギは産卵中のオイカワを狙っています。
繁殖時期になるとオスのオイカワは全身のヒレやお腹のうろこがピンクの婚姻色になります。写真はオスのオイカワを捕らえたアオサギ。
またもや狩りは成功のようです。
何と二匹のオイカワをくわえています。上側のピンク色がオス、下側の銀色はメスのオイカワです。きっと二匹寄り添って産卵していたのでしょう。
二尾のオイカワをゲットして得意げに川岸に上がるアオサギ。(撮影地;埼玉県)
水を張った休耕田にやってきたクサシギ
7月下旬、水張り田んぼの畔に一羽のクサシギ(英名;Green Sandpiper、体長 22p)がじっとたたずんでいました。
素早い動きでクサシギはカエルを捕らえました。
クサシギは畔の水際まで降りてくると3回ほどカエルを水で洗いました。
カエルに付いたゴミを洗った後、クサシギは頭からカエルを丸呑みしました。(撮影地;埼玉県)
可愛らしいコチドリ
水気のある畑や田んぼに群れでやってきて採餌するコチドリ(英名;Little Linged Plover、体長 16p)、黄色のアイリングが目立ちます。
水に写った周りの草の緑の中でコチドリがとても綺麗に見えます。
車の窓から写していると、とても近くまで来てくれました。(撮影地;埼玉県)
用心深いケリ
田んぼに来ているケリ(英名;Grey-headed Lapwing、体長 36p)が見られると教えていただき逢いに行きました。
十数羽のケリの群れが採餌していますが緑色に伸びてきた稲の陰で隠れるようにしながら移動していて、シャッターチャンスが少なかったです。
また逢えることを期待してます。(撮影地;群馬県)
オオハシシギと再会
水張り田んぼで採餌しているオオハシシギ(英名;Long-billed Dowicher、体長 29p)を見つけました。
ここには数日の滞在でした。(撮影地;埼玉県)
シギチドリに大人気の蓮田の中の休耕田
小さなトウネン(英名;Red-necked Stint、体長 15p)を1羽見つけました。奥側のはコチドリです。
羽を広げて飛び立つトウネン。
こちらはアメリカウズラシギ(英名;Pectoral Sandpiper、体長 22p)です。
少し離れたところではタカブシギ(英名;Wood Sandpiper、体長 20p)が2羽で仲良く採餌しています。(撮影地;茨城県)
蓮の休耕田にやってきたキリアイ
蓮の休耕田でシギチを観察していると見慣れない鳥がやってきました。キリアイ(英名;Broad-billed Sandpiper、体長 17p)です。私にとって初めて観察して撮影できた鳥です。
先ほどご紹介したトウネンと一緒に採餌するキリアイ(右側)です。キリアイの方が3p程大きいのが確認できます。
キリアイは漢字では錐合と表記されます。不思議な名前ですがその由来は書籍やネットで調べてもよくわかりませんでした。(撮影地;茨城県)
夏の終わりの船橋三番瀬
三番瀬の早朝、潮の引いた浜辺に朝日を浴びながら採餌するダイゼン(英名;Grey Plover、体長 29p)を見つけました。
ダイゼンはチドリ科ムナグロ属に分類されてますが、江戸時代にはダイゼンシギと呼ばれていました。
こちらはメダイチドリ(英名;Lesser Sand Plover、体長 20p)の小群。
ミユビシギ(英名;Sanderling、体長 19p)もやってきました。
餌を探して忙しく動き回るミユビシギ。
日も高くなるとミヤコドリ(英名;Oystercacher、体長 45p)は岸の近くの餌場にやってきます。
浜辺で羽を休めるアジサシ(英名;Common Tern、体長 32-39p)の群れ。
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