沼にやってきたコアジサシ
今年も近くの沼にやってきたコアジサシ(英名;Little Tern 体長 22-28p)を撮影しました。
狙いを定めて急降下。
獲物は彼女へのプレゼントでした。(撮影地;川越市)
水辺のキジ
川岸を探鳥していると水辺をキジ(英名;Common Pheasant、体長 雄 81p)が歩いてきました。
キジに比べるととても小さなコチドリ(英名;Little Ringed Plover、体長 16p)が浅瀬で餌を捕っています。
沼で暮らすコブハクチョウ
草地の中でコブハクチョウ(英名;Mute Swan、体長 152p)がくつろいでいました。
濃い緑の中を悠然と泳ぐコハクチョウのツガイ。(撮影地;印西市)
沼地の芦原で暮らすヨシゴイ
沼の近くの田んぼで餌を探すヨシゴイ(英名;Yellow Bittern、体長 36p)
芦原と餌場の田んぼを行き来しながら暮らしています。(撮影地;印西市)
昼間も暗い杉の森で子育てするサンコウチョウ
「ツキー、ヒィー、ホシー、ホィホィホィ」今年も帰ってきてくれたサンコウチョウ(英名;Japanese Paradise Flycacher、体長♂44.5p、♀17.5p)
卵を温めるサンコウチョウのメス。
湖面を動くものがいました。なんと予想もしなかったメスのオシドリ(英名;Mandarin Duck、体長 45p)が泳いでいました。
小鳥が行き来するその先に目を凝らすと、コサメビタキ(英名;Asian Brown Flycatcher、体長 13p)がひな鳥にエサを運んでいました。
餌をねだる黄色のくちばしは全部で四つ見えました。親鳥は大忙しです。 (撮影地;毛呂山町)
サギのコロニーにやってきたアカガシラサギ
多くの種類のサギたちが子育てするコロニーの中にただ一羽でやってきたアカガシラサギ(英名;Chainese Pond Heron、体長 45p)。中国南東部や東南アジアが主な生息地で、日本には数少ない旅鳥としてやってくるのだそうです。
食事は近くの沼地などに出かけて小魚を捕らえて食べます。(撮影地;土浦市)
子育てで大賑わいのサギのコロニー
親鳥の帰りを待つゴイサギ(英名;Black-crowned Night Heron、体長 57.5p)のヒナ。
親鳥にエサをねだるゴイサギの子供(右側)。ゴイサギの幼鳥はホシゴイと呼ばれます。
親鳥の吐き戻す魚を奪い合うコサギ(英名;Little Egret、体長 61p)のヒナたち。
巣に戻ったチュウサギ(英名;Intermediate Egret、体長 69p)の親が左側に並んで待っているヒナたちにエサを吐き戻して与えようとしています。
運よく?餌をもらえたのは手前のヒナでした。
コロニーで暮らすアマサギ(英名;Cattle Egret、体長 51p)
アマサギの子育てはこれからのようですね。(撮影地;土浦市)
水鳥公園でヒナを育てたササゴイ
水鳥公園で子育てしたササゴイ(英名;Striated Heron、体長 52p)。上に集まっているのが四羽のひな、中ごろ左側にあるのがササゴイの巣、下の一羽は親鳥です。
枝先に集まって当たりの様子をみるササゴイのヒナ。巣立ちはもうすぐです。
巣材を運ぶササゴイの親鳥。
お花見する?ハクセキレイ(英名;White Wagtail、体長21p)。
ツミの巣立った日
ツミ(英名;Japanese Sparrowhawk、体長 ♂27p、♀30p)が営巣している公園を訪ねた日は、偶然にもヒナが巣立ちする日でした。写真は巣のある木の上であたりの様子を伺う幼鳥です。
親鳥たちは巣にはやって来ずに周囲の樹上で見守っています。こちらは父親です。
なかなか決心がつかないひな鳥。
ツミの母親が近くにいるオナガ(英名;Azure-winged Magpie)をヒナたちの巣立ちに邪魔になりそうだと気にしています。
ツミをガードマンにして営巣するオナガ
この園内にはいくつかのオナガ(英名;Azure-winged Magpie、体長 37p)の巣があるようです。上の写真は餌を運んできた親鳥を取り囲むヒナドリたち。親鳥の尾羽はエサ取りのためかかなり傷んでいます。
オナガの天敵はヒナドリを狙うカラスです。カラスが苦手とするツミの営巣場所で営巣するとオナガの子育ての成功率は相当にアップするというデータもあります。
親鳥だけでなく間接的にツミにも守られてオナガのヒナはすくすくと育ちます。
園内にいたキジバト、上手に「はいポーズ」。 (撮影地;越谷市)
水鳥たちの夏
蓮池でバン(英名;Common Moorhen、体長 32p)の親子に逢いました。
くつろぐバンの兄弟。
カイツブリとカルガモ
蓮池に住むカイツブリ(英名;Little Grese、体長 26p)。
「さあ、ここで食事にしましょう。」カルガモ(英名;Eastern Spot-billed Duck、体長 61cm)の親子が道路を渡って青々と育った田んぼに入っていきます。(撮影地;川越市)
池の上空にやってきたカルガモの一団が旋回しながら水面に着水しました。
ホウジロカンムリヅルがやってくる町



クロツグミの歌う森



間近にやってきたクマタカ



巣立ったばかりのオオタカのヒナ


富士山五合目の夏
ここでは奥庭荘の水場にやってくる野鳥たちをご紹介します。まず現れたのはルリビタキ(英名;Red-flanked Bluetail、体長 14p)のオスです。
溶岩の岩場では個々の水場は野鳥たちにとってとても貴重な場所です。ルリビタキのオスが気持ちよさそうに水浴びします。
今度やってきたのは何者でしょうか。ちょっと変わった羽色をしていますが、これはルリビタキの幼鳥なのだそうです。
メボソムシクイが水浴びに来ました
お天気も良くてとても気持ちよさそうに水を浴びるメボソムシクイ(英名;Japanese Leef Warbler、体長 13p)。
キクイタダキも水浴びします
水浴びして森の中に帰るキクイタダキ(英名;Goldcrest、体長 10p)。まだもう少し水浴びしたそうですね。
「ここは最高だね!」
何度も水浴びしたヒガラ
一度では満足せずもう一回水たまりに入ろうとしているヒガラ(英名;Coal Tit、体長 11p)。
ウソも水浴びです
水浴びするウソ(英名;Eurasian Bullfinch、体長 15.5-16p)。右はメス、左はオス。番でしょうね!
体をきれいにして、森に帰るウソ。(撮影地;富士山五合目)
九十九里浜にやってきた珍客、コシジロウズラシギ
九十九里浜、一宮川の河口の海岸に珍客のコシジロウズラシギ(英名;White-rumped Sandpiper、体長 16.5p)が来ているとの情報をいただいて見に行きました。この鳥は普段はカナダ北部の沿岸部や島で繁殖して冬には南米の大西洋沿岸部に渡るという暮らしぶりなのが、何かの事情で一羽迷鳥としてやってきたのだそうです。
それにしてもここの海岸にはたくさんのシギ、チドリがやってきている中でこの小さな目立たない珍客の来訪を見つけ出すバーダーには頭が下がります。それとともに全国各地の愛好家がこの珍客を一目見ようとやってくることにもまた、その熱意に驚かされます。
この写真を撮った時には周囲に他のシギやチドリたちはわずかしかいませんでしたが、他のシギチに混じって行動しているときはそれと識別するのも一苦労でした。
図鑑によれば体つきはやや太め、足は黒く短い。飛翔すると白い上尾筒が目立つのだそうです。この写真でも尾筒のあたりが白く見えますが、写真判定してようやくそれとわかるほどです。
またいつか会えるといいな。
群れ飛びながら採餌していたオオメダイチドリ
珍客のいる浜辺で採餌するオオメダイチドリ(英名;Great Sand Plover、体長 24p)。とても足が長く見えます。
オオメダイチドリの群れ。
反ったくちばしが目立つソリハシシギ
浜辺を行進しながらエサ取りする二羽のソリハシシギ(英名;Terek Sandpiper、体長 23p)を見つけました。
「ちょっと一休み。」
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