2024年の夏に各地で撮影した野鳥たちをご紹介します。
夏空に巨大な鳥の形をした雲が出現しました。
蓮池にアオサギ(英名;Grey Heron、体長 93p)の群れが集まって採餌しています。
増水した河原で狩りをするアオサギ。
カイツブリ(英名;Little Grebe、体長 26p)の子育て
孵化してしばらくの間は親鳥はヒナを背中におんぶして温めます。
旺盛なヒナの食欲を満たすため、親鳥たちは頻繁に小魚を捕らえてきます。
親から魚をもらってヒナは懸命に飲み込もうとしています。でも音階は魚が大きすぎて呑み込めませんでした。
親鳥はつかの間の休息時間です。羽繕いする親をまねてヒナたちも自分たちで羽繕いをします。
湖面を飛んで移動するカイツブリ。
独り立ちしたカイツブリの子供。蓮池の浅場で狩りを終えてしばし休息中です。
水張り田んぼで見つけたイカルチドリ(英名;Long-billed Plover、体長 21p)
見慣れたカルガモ(英名;Eastern Spot-billed Duck、体長 61p)、でもとても愛らしいです。
たまにしか見せてくれない、とても綺麗な青色の主翼の中の羽根。
一斉に飛び立つカルガモの大家族。
羽根の虫干しをするカワウ(英名;Great Cormorant、体長 82p)。
カンムリカイツブリが子育てする池
蓮池の中でカンムリカイツブリ(英名;Great Crested Grebe、体長 56p)が子育てをしています。画面中ほどの湖面をカンムリカイツブリの親子がゆったりと泳いでいました。
カンムリカイツブリの親鳥がヒナに小魚を与えて呑み込むのを見守っています。
ヒナに与えた魚が少し大きすぎて呑み込むことができなかったため、親鳥のうちの一羽が自分で魚を食べてしまいました。左側のヒナドリは親が食べるのを残念そうに見ています。
こちらはこの夏生まれて自活したカンムリカイツブリの若鳥たちです。若鳥同士集まってのんびりしているところです。
蓮の林の中を泳ぐ成鳥のカンムリカイツブリ。
蓮池でカワセミ(英名;Common Kingfisher、体長 17p)が蓮の花のつぼみに止って水面近くに出てくる小魚を狙っています。
蕾に止りながら水面近くの小魚が射程に入るのをじっと待っているカワセミ、この個体は若い雄のようです。
獲物に狙いを定めて飛び立つカワセミ。
カワセミの狩りはお腹が一杯になるまで続きます。
いつも見慣れているコサギ(英名;Little Egret、体長 61p)ですが、この夏写して印象的な場面を選んでみました。
沼の一角で何やらじゃれあっている二羽のコサギを見つけました。
どうやらオスのコサギがメスに巣材?をプレゼントしているようです。(拍手、拍手!)
朝日に照らされて辺りが輝いている中、コサギが一羽水面すれすれに飛んできました。
稲穂が実り始めた田んぼの横で獲物を探すコサギ。
ササゴイ(英名;Striated Heron、体長 57p)が川魚の赤いオイカワを狩るシーンを写しに以前行ったことのある河原に見に行きました。
この辺りでササゴイは繁殖していたのですが、最近は繁殖場所の木立が無くなり子育てができないようです。しばらく川岸で待っているとようやくササゴイが一羽やってきました。
ササゴイを待っていた場所は狩りをする場所と少し距離があったため、以前のように赤いオイカワをキャッチする瞬間などはとても狙うことができません。
ササゴイは2匹ほどオイカワを食べるとすぐに住処の方に飛んで行きました。
夏の到来とともにコアジサシが姿を見せました
草の緑を写す水面の上を、涼し気に飛ぶコアジサシ(英名;Little Tern、体長 22-28p)。
上空から水面近くの小魚に狙いを付けます。
残念!失敗です。恋の相手の目の前でしたが、カッコよいところは見せられませんでした。
やっとの思いで彼女にプレゼントを届けます。彼女に受け取ってもらえると恋は成就です。
オスのコアジサシの奮闘はしばらく続きます。
この夏、沼でコアジサシを観察中ゴイサギ(英名;Black-crowned Heron、体長 57.5p)が時々飛んできました。
どこに飛んでくのか見ていると、田んぼの畔に降り立ちました。
どうやらエサ取りにやってきたようです。その後もこの辺りに良く飛んでくるので、この近くで子育てをしているみたいです。
バン(英名;Common Moorhen、体長 32p)が池の中ほどにある朽ちた木の上に生えている草を食べています。
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