☆この秋(2022年9月〜2022年11月)に撮影した様々な野鳥たちの姿をご紹介します。
今年も市内の沼にやってきたアオアシシギ(英名;Common Greenshank、体長 32p)。
エサを探しながら水面すれすれを滑空するアオサギ(英名;Grey Heron、体長 93p)。穏やかな水面にアオサギの姿が写っています。
すっかり葉の落ちたサクラの枝先でエサを探すエナガ(英名;Long-tailed Tit、体長 14p)。
冬季、枯れた葦原の中でひっそりと採餌するオオジュリン(英名;Common Reed Bunting、体長 16p)。
冬の時期にやってくるオオジュリン。オス、メスの区別は羽色からは難しいです。東北地方や北海道で繁殖する夏になるとオスは黒頭巾をかぶったようになりはっきりと区別できます。
関東では冬になると見られるオシドリ(英名;Mandarin Duck、体長 45p ♂)。近くの公園の池で見かけましたが数日の滞在だったようです。
今年もオジロトウネン(英名;Temminck's Stint、体長 14p)が沼にやってきました。採餌中は身の安全のためか寝ているコガモの傍を離れません。
岸辺近くの浅瀬で水浴びをして、最後に水滴を切るつもりなのか少し飛び上がって羽ばたきました。
あまり見かけない鳥が水際を歩きながら採餌しています。旅鳥のウズラシギ(英名;Sharp-tailed Sandpiper、体長 22p)です。
ウズラシギはシベリア北部とオースタラリアを行き来する旅鳥です。
☆コチョウゲンボウのメスを初撮影
湖の堤防の草むらでチョウゲンボウ(英名;Common Kestrel、体長 35p)のメスらしき猛禽が獲物を捕まえて食べているのを見つけました。
後日この写真をみた知人からの指摘を頂き良く調べたところ、コチョウゲンボウ(英名;Merlin、体長31p)のメスであることが分かりました。この写真の尾羽にある黒い横帯はチョウゲンボウのそれよりもとても太くコチョウゲンボウであることが確認できました。
食べながら上空を見上げて警戒するコチョウゲンボウ。
近くの公園の池のほとりに咲いたセイタカアワダチソウの中を飛ぶカワセミ(英名;Common Kingfisher、体長 17p ♂)。
交通量の激しい道路を渡って餌場に行きたいカルガモ(英名;Eastern Spot-billed Duck、体長 61p)。
秋の早い時期から渡ってくるコガモ(英名;Teal、体長 38p)。
落葉の時期になると姿が見やすくなるコゲラ(英名;Japanese Oygmy Woodpeker、体長 15p)。
沼にやってきたハマシギやアオアシシギたちが休んでいる横で採餌するコサギ。(英名;Little Egret、体長 61p)
☆身近な鳥、シジュウカラ
家の近くでもよく見かけるシジュウカラ(英名;Japanese Tit、体長 15p)。羽を広げて飛ぶ姿もとてもかわしいです。
冬場の公園の常連、シメ(英名;Hawfinch、体長 19p)。今年もやってきてくれました。
枯れ草のタネを食べにやってきたスズメ(英名;Eurasian Tree Sparrow、体長 14p)。下隅にコスモスの花を無理無理入れ込みました。
たくさんお落ち葉で色づく芝生の中でエサを探すセクロセキレイ(英名;Japanese Wagtail、体長 21p)。
沼の波打ち際で食べ物を探すハクセキレイ(英名;White Wagtail、体長 21p)。
飛び上がって威嚇するハクセキレイの視線の先には採餌の競合相手オジロトウネンがいます。(後ろ向きのコガモの陰で見えません。)コガモの左側に見える背中だけ見えているのはウズラシギです。
水張り田んぼで採餌するタシギ(英名;Snipe、体長 26p)。
沼の水位が下がって出来た草地で採餌するタヒバリ(英名;Buff-bellied Pipit、体長 16p)。
大きな幼虫をゲットしたタヒバリ、この後一気に食べてしまいました。
紅葉した桂の大木に止ったトビ(英名;Black Kite、体長60p)、ツガイのようです。
お米を収穫するコンバインのそばに一斉に近づいて昆虫やカエルが出て来るのを狙っているチュウダイサギ(英名;Great Egret、体長 80p)。
冬に渡ってくるダイダイサギ(体長 104p程)。分類は亜種ダイサギとされていますが留鳥のチュウダイサギより明らかに大きく脚の太もも辺りは黄色で異なる種のように思えます。遺伝子判定などで違いが識別できないかどうか、興味のあるところです。
たまたま訪ねた沼にトモエガモ(英名;Baikal Teal、体長 40p)のメスがやってきていました。ヒドリガモの群れの手前にいる3羽のうちの右端です。
ヒドリガモの群れに混じって採餌しています。(手前の群れの右向きのちょっと小さめの個体。)距離が遠く綺麗な写真になりませんでしたが嘴の基部の白斑は識別できます。トモエガモのメスの撮影は初めてなので大変得した気持ちになりました。
☆秋の三番瀬で出会ったシギ、チドリたち
9月下旬の早朝、三番瀬に着くと早速オバシギ(英名;Great Knot、体長 26-28p)の群れが採餌していました。
砂の上を走るように急ぎ足でエサを探すミユビシギ(英名;Sanderling、体長 20-21p)。
カニを探し当てたミユビシギ。嘴よりもカニのサイズの方が大きいようですが、…。
こちらも砂地を走り回りながら採餌するソリハシシギ(英名;Terek Sandpiper、体長 22-25p)。
オオソリハシシギ(英名;Bar-tailed Godwit、体長 37-41p)、羽色が黄褐色なので若鳥ではないでしょうか。
反り返った長い嘴を持っているこの個体はおそらくメスと思われます。
獲物を探し当てた?ダイゼン(英名;Grey Plover、体長 27-30p)。
採餌を終えて羽を休めるミヤコドリ(英名;Oystercatcher、体長45p)。
お腹が膨れているためか少し近寄ってもじっとしているミヤコドリ。
砂浜で1羽悠然と羽繕いしているのはお馴染みのメダイチドリ(英名;Lesser Sandplover、体長 19-21p)です。
砂の中に隠れていたカニを探し当てたシロチドリ(英名;Kentish Plover、体長 15-17.5p)。
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