この冬出会った野鳥たち(その1)
希少種 クロツラヘラサギ(英名;Black-faced Spoonbill、体長 77p)が市内の沼にツガイでやってきて、2か月近く逗留してくれました。
浅瀬のなかをスプーン様の嘴を巧みに使って小魚を獲るクロツラヘラサギのツガイ。左の一羽の嘴の横を魚が逃げ出しています。
嘴で捕らえた小魚を口の中に放り込むようにして食べます。
仲良しの二羽はいつもお揃いで行動します。
お腹いっぱい食べると、いつもの休憩場所に戻っていきます。
早朝、沼の水際でエサを探すイソシギ(英名;Common Sandpiper)、体長 20p。
陽光を浴びながら採餌するセイタカシギ (英名;Black-winged Stilt、体長 37p)。
今年もやってきたオオハシシギ(英名;Long-billed Dowitcher、体長 29p)のツガイ。
大きな魚を捕らえたユリカモメ(英名;Black-headed Gull、体長 40p)が岸辺に舞い下りてきました。
くつろぐカワウ(英名;Great Cormorant、体長 82cm)の一団。
ちらりと見かけたハシビロガモ(英名;Northern Shoveler、体長 50p オス)。
アオサギ(英名;Grey Heron、体長93p)の傍にユリカモメが、・・・。
タシギ(英名;Common Snipe、体長 27p)の群れが水辺を採餌しながら行進してきました。枯れた葦の茂みに身を隠して気づかれないように撮影しました。
カルガモ(英名;Eastern Spot-billed Duck、体長 61p)。ツガイでしょうか。
突然沼にいたカモやセイタカシギたちが一斉に飛び立ちました。何か異変を察知したようです。
間もなく上空に一羽のオオタカ(英名;Northern Goshawk、♂ 体長 50p)が現れ、北東の方角に飛び去りました。逃げまどったカモたちはオオタカの脅威を良く知っているようです。
別な日の朝、沼の上空に魚食するミサゴ(英名;Osprey、胸の黒褐色の帯がはっきりしているのでメスと思われます。)がハシボソガラスと小競り合いをしていました。この日はカモたちは逃げまどうことはありませんでした。
この冬出会った野鳥たち(その2)
ここではよく行くビオトープ他の野鳥たちをご紹介します。忙しく採餌するエナガ(英名;Long-tailed Tit、体長14p)。偶然一羽が飛び込んできて重なってしまいました。
キセキレイ(英名;Grey Wagtail、体長 20p ♀)が羽繕いしてました。
逆光の中でキジバト(英名;Oriental Turtle Dove、体長 33p)が一瞬片方の翼を伸ばしました。
ハンノキの実を食べていたイカル(英名;Japanese Grosbeak、体長 23p)の飛び出しの姿勢を捕ったところです。
林の前の通路の低い位置をハシブトガラス(英名;Large-billed Crow、体長 57p)が2羽飛んでいました。
川縁の下に魚を狙うカワセミ(英名;Common Kingfisher、体長 17p ♂)を見つけてシャッターを切りました。
公園の背の高い木の上をアカゲラ(英名;Greatpotted Woodpecker 、体長24p ♂)が餌探ししていました。
藪の中から飛び出したアオジ(英名;Black-faced Bunting、体長 16p ♀)の楽しそうな?1コマを写すことができました。
こちらは公園の中を流れるせせらぎが寒さで凍ってしまい、「水が飲めない!」と困ったしぐさをしているシロハラ(英名;Pale Thrush、体長 24p)です。
冷え込んだ朝、池の水際まで降りてきて水面を見つめるムクドリ(英名;White-cheeked Starling、体長 24p ♂)。
久方ぶりの積雪を楽しんでいるハクセキレイ(英名;White Wagtail、体長 21p)。
積もった雪の中で採餌するクロジ(英名;Grey Bunting、体長 15.5p ♂)。
こちらはメスのクロジです。
珍し気に雪景色を見つめるツグミ(英名;Dusky Thrush、体長 24p)。
雨がとても少なかったこの冬のある日、高麗川の流れる川筋をダイサギの群れが餌場を探して飛び回っていました。
久しぶりに山の公園でオオマシコ(英名;Pallas’s Rosefinch)に会ってきました。こちらはオスです。
公園の入り口付近では、ほんの一瞬でしたがルリビタキ(英名;Red-flanked Bluetail、体長14p)にも会うことができました。
林の中ではヒガラ(英名;Coal Tit 、体長 11p)たちも賑やかに採餌してました。
この冬出会った野鳥たち(その3)
ここではお正月に庄内地方で出会った野鳥たちをご紹介します。まずはコハクチョウ(英名;Tundra Swan、体長 120p)です。早朝にネグラにしている池から家族ごとに次々と餌場の田んぼ目指して飛び立ちます。
田んぼにやってきたコハクチョウの小群、今日も一日中この辺りの田んぼで落穂や稲刈りの後に実った小さな稲穂などを食べて過ごします。
コハクチョウのネグラの池で見かけたカワアイサ(英名;Common Merganser、体長 65p ♂)。
カワアイサは水中に潜って小魚などを捕まえて食べます。写真はカワアイサが勢いをつけて水中に潜るところです。
池の中を飛んで移動するカワアイサ。
カワアイサと同じ池で見かけたミコアイサ(英名;Smew、体長 42p)
ミコアイサも潜水して小魚などを捕食します。
池で見かけたホシハジロ(英名;Common Pochard、体長 45p ♀)
こちらはコガモ(英名;Teal、体長 37.5p ♂)、尾羽がとても綺麗です。
この冬出会った野鳥たち(その4)
2月末、高麗川の河原で見かけたオオジュリン(英名;Common Reed Bunting、体長 16p)、左側はオスのようです。既に北帰行が始まっている野でしょうか。。
こちらはメスのようです。
堤防の法面で好物の木の実を見つけたカワラヒワ(英名;Oriental Greenfinch、体長15p)。
やや逆光の中で、とてもスマートに見えるホオジロ(英名;Meadow Bunting.体長 16.5p、♀)。
木の枝に止って小休止するスズメ(英名;Eurasian Tree Sparrow、体長 14-15p)。
獲物を探すモズ(英名;Bull-headed Shrike、体長 20p ♀)。
クリスマス直前なのに紅葉している木に止るヒヨドリ(英名;Brown-eared Bulbul,体長27p)、食べ物を期待してかな?
残り少なくなったエゴノキに止って美味しそうな実を探すヤマガラ(英名;Varied Tit、体長14p)。
お気に入りの止まり木で一休みするシメ(英名;Hawfinch、体長 19p、♀)。
姿勢を正して止るジョウビタキ(英名;Daurian Redstart、体長 14p ♂)。
ノイバラの細い枝の上で羽を広げたジョウビタキのメス。
黄色の実を付けた橘の葉の中で幸せそうなメジロ(英名;Japanese White-eye、体長 12p)。
川面の上に出ている細枝に止ったコゲラ(英名;Japanese Pigmy Woodpecker、体長 15p).
緑色の浮き草に覆われた池を泳ぐヒドリガモ(英名;Eurasian Wigeon、体長 48.5p)。
池端の枯れ草の上でくつろぐヒクイナ(英名;Ruddy-breasted Crake、体長 23p)。
水際で採餌するクイナ(英名;Water Rail、体長 29p)。水生昆虫などを捕食していると思われます。
川端に突き出た止まり木に止ったシジュウカラ(英名;Japanese Tit、体長 15p)。川面に映える空のブルーがとても印象的な一枚になりました。
綺麗な青空の中でカラタチの細い枝に止まったアトリ(英名;Brambling、体長 16p)。
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